okamehachimokuのブログ

日々の日記と創作

横恋慕

okamehachimoku



昨日はお仕事はお休みで。

冬を迎える準備に朝から忙しく動いていました。

気温も日中は雨混じりでしたが、10℃ほどにはなったので、布団の入れ替え、洋服も冬用を出して、靴やバッグ類も夏用はキレイに消毒して、保管庫へ。


ご近所の公園や動物園に熊が出て、閉鎖ときくと、

何やら恐くてならず、明るいうちに買い物も済ませた方がよいなあと。


ランチがてら買い物に出るべく、さあっとお化粧をしていて、ふと、鏡を見ていて、


なんとなく、髪を切ろうかな!と。

還暦を過ぎると白髪が気になって、染めるために美容室通いも頻繁になっていて。


若い頃から長い髪で、夫の好みもあったのですが、もう夫はいないのだと、思い立つと早い性格ですから。





背中あたりまでの髪をバッサリ切って、

美容師さんは、わあ!かえってお若くなりましたね、お客様の魅力が、存分に出ますね、


まあ!そう??

私の魅力なんてあるのかしら?



えぇ、、魅力的です。

セクシーとは違います、なんて言ったら良いかしら?色っぽさも少しあって、、理性的ですし、



長いより良いかもしれませんよ!



美容師さんは、お世辞上手ですから、鵜呑みには出来ませんが、まあ、悪い気はしませんよね。


女性ですから、いくつになっても、素敵とか、色っぽいとか、、言われたら。くすくすと嬉しいものです。


髪が短くなると、気分も軽くなり、白髪を染めるとしても、

時間が短くなるような気がして、




地下鉄駅にスタスタと歩いていましたら、


大きなクラクションで、ふと振り向くと、ご近所の方で。


よく私だと分かったなと驚きでしたが、コートとブーツと体付きで、すぐ分かったらしく。


熊は駆除されたらしいが、他の熊もいるかもしれない危険だから、乗って行きなさい!と。


これからランチを食べて、お買い物なのでと断わるのですが、


執拗に心配だから、自分は今日は1日何も予定がないから、送ってあげると。


同じ町内でよく知っている方で、亡くなった夫の仲良しさんでもありますし、


昨年年上の奥様を亡くされて、大きな家に1人暮らしの方なので、まあ、送ってもらうくらいは構わないだろうと、乗せて頂いのですが。


和食のお店で懐石料理をご馳走下さり、

デパートやスーパーのお買い物も、まるで荷物持ちの係のようになさって下さり、


すっかりお世話になりました。



家まで送って頂き、


すでに5時を回ると辺りは暗く、


私にすると、大助かりでしたが。


その方は、


髪が短くなったほうが似合いますよ!


愛らしくなりましたよ!


また、楽しい1日をありがとう! 」


などと仰って下さり。


感謝、感謝でした。


熊も鹿も、カラスも怖いですから。


お時間が自由になる男性がご近所にいるのは、心強く。


そのように申し上げますと、


玄関ホールに直立不動のまま、



「 出来れば、また、一緒に過ごしたい、


食事でも、お茶でも、ご一緒したい 」



と、ぼそっと仰っしゃいましてね、


帰られたのですが。


私の返事も聞かずに、さっとドアを開けて帰られた様子が、何となく可愛らしく。


夫とは仲良しで、同じような仕事の方ですから、



お一人になられて、淋しいのかもとも思っていましたが。



つい先程、チャイムが鳴るので、、しかし、誰もいません、


何かしらと、玄関を開けてみましたら、



お林檎の箱が。


ホールで開けてみると、長野の大きなリンゴがキレイに並んでいて、


白い縦長の封筒も入っていました。


便箋5枚に、びっしりと達筆な字で。


昨日お世話になった方からのものでした。


奥様はリンゴ好きで、毎年買っていたリンゴらしく、


お手紙は、それはそれは、素晴らしい文章で。


私の亡くなった夫との思い出や、家族ぐるみのお付き合いでしたから、


よく一緒に温泉や海やキャンプなどにも行ってましてね、


色々な思い出を思い出して、胸が熱くなってしまいました。


その方は、私に長い、長い間、横恋慕をしていたとか。


その件は亡くなった夫からも聞いていましたので、


私とすると、


長い間、仲良しの友人の奥さんに思いを寄せることって、あるものなのね!くらいで軽く考えていましたが、



人間の情とは、簡単に割り切れるものではないのだと、不思議な感覚に囚われています。


恋の感情とは、年齢には関係ないのかもしれませんね。


夫が亡くなってから、随分沢山の再婚話がありましたが、


私にすると、全く考える余地もなく。


再婚など、面倒くさい!


若いのであれば、まだしも、


互いに還暦過ぎたシルバー世代、


棺桶に向かって一歩一歩ゆっくり転ばないように歩いている状態で、


再婚などは考えようがなく全て断ってきてまして。


元々は他人の2人が結婚する、同じ家に住むということは、そこに男女としての体の交わりも当然あるはずで、


そこまで考えると、


そちらも衰えた2人があえて、一緒になる必要はないなぁと。



昨日お世話になった方には、


お林檎や、お手紙のお礼もかねて、


これから、お電話するつもりですが。



横恋慕か、横恋慕、、、


亡くなったとはいえ、



友人の奥さんに横恋慕している夫に対して、どのような感情を持たれていたのかと。

よろしくね。